最近の熟年層は本当に元気ですよね。行動力もあるし、流行り物に敏感な人も多いし。気力、体力ともに現役世代と全く変わらないような印象を受けます。結婚相談所でもそんなシニア層の利用者は急増しています。多くはパートナーと離婚したり死別したりした熟年男女です。
なぜ結婚相談所に登録する熟年層が増えているのでしょうか?その理由はいくつかあります。
熟年層が増える理由
若い時にパートナーと離婚しても、子供がいれば子育てに忙しく、会社勤務していれば仕事が忙しく、あまり老後のことは考える暇がないんですね。しかし、子供が独立したり、会社を退職したりすると、急に老後について考え始めるようになります。
このままずっと一人暮らしでは何かあった時に不安だと考えたり、ずっと一生一人で暮らすことを考えるとさみしくてたまらなくなったり。そういった思いに駆られたシニア層が、今後の人生を一緒に生きるパートナーを探しに訪れるのが結婚相談所です。
ちょうど不安になる時期がみなさんその年代なんでしょうね。同じくらいの熟年層が集まる理由です。
また、本人はあまり乗り気じゃないのだけれど、息子や娘に勧められて結婚相談所に入会に来る方もいます。お子さんからするとシニアの親の一人暮らしは心配ですよね。でも一緒に暮らしてくれる相手がいれば安心できると考えるようです。
結婚相談所での相手探しにあまり乗り気じゃなかった方も、同じ熟年世代の相手に申し込まれるとやはりうれしいようで、続々と成婚されていますよ。お子さん方も一緒に喜んでいます。
シニア世代の結婚相談所の登録者の中には、どうしても再婚したいというよりは、気の合う人がいてタイミングが合えば再婚してもいいかな、くらいの気持ちの方も多いです。
再婚相手を探すというよりも一緒にお茶を飲んだり、旅行に行ったり、趣味を楽しんだり、そういう友達を探す感覚で利用しているようです。もちろん結婚相談所で出会って最初は友達感覚でも、その後成婚されている方も多数いらっしゃいます。
気を付けるべきポイント
結婚相談所を利用しての熟年世代の再婚、いいことばかりのような気もしますが、気をつけることもあります。例えばパートナーと死別している場合、前のパートナーの親族が再婚を良く思わない場合もあるかもしれません。また、子供がまだ独立していない場合も、再婚という形をとると色々と問題が出てくることもあります。
そういった方々に選ばれているのが事実婚という結婚の形です。入籍はしないけれど夫婦のように一緒に暮らすスタイルです。熟年世代のカップルにはぴったりの選択肢かもしれませんね。